私の漢方の先生は、食事についてとても厳しく指導されていました。
ただし、それはいわゆる「薬膳」といった特別なものではなく、
日本人が本来食べてきた、自然な食事。
つまり、腸内環境を乱さない食事です。
例えば、こんな教えがありました。
- 「四つ足の肉は控えなさい」
- 「減塩味噌はおすすめしない」
- 「青魚は避けるべき」
一見すると驚く内容もありますが、すべて体への負担を考えたものです。
「四つ足の肉」とは、牛・豚・馬などの赤身肉のこと。
鶏肉であっても、育った環境を考えると、できれば地鶏が望ましい。
「減塩味噌」については、塩味を補うために添加物が使われることがあったり、
味見をするので結局は塩分は好みの量を入れることになる。
また、青魚(DHA・EPAが豊富)は体に良いとされていますが、体調が落ちているときには、そのアクが消化の負担になってしまう。
大切なのは「何を食べるか」より「何を控えるか」
今はさまざまな健康法や食事法があふれていますが、
私が大切だと感じているのは、
「何かを足すこと」よりも、「何かを控えること」です。
その“控えた方がいいもの”とは、
日本人が本来あまり食べてこなかった食品。
例えば、
- パン
- 乳製品
- 精製されたもの(植物油・砂糖など)
- 加工食品
などが挙げられます。
すべてを一度に変えるのは、なかなか難しいものですが、
もし今、体調不良でお悩みでしたら、
できるところから、少しずつ。
そんな意識で取り入れていただけたらと思います。
